開幕まで1カ月を切った大阪・関西万博の警備状況を確認するため、坂井学国家公安委員長が15日、会場のある夢洲(大阪市)を視察した。会場近くでは、警備を担う大阪府警の会場警察隊を前に「長期間高い緊張感を強いられる中、万博警備完遂に向けた強い意思を堅持し、全力を尽くしてほしい」と訓示した。
長期金利が急ピッチで上昇している。日銀の利上げに歩調を合わせるようにペースを上げ、指標となる新発10年物国債の利回りは10日に1・575%と16年5カ月ぶりの高水準に達した。日銀がどこまで利上げを続けるか分からず、銀行などの投資家が買いにくいことも背景にある。金利上昇は住宅ローンなどに反映され、家計や企業の負担が増す可能性がある。
【上海共同】中国からミャンマーに連れて行かれ、特殊詐欺の「かけ子」役を犯罪組織から強要された中国人男性が15日までに取材に応じ「詐欺組織は逃亡を図った人を銃殺した。恐ろしくて詐欺に協力した」と証言した。家族が身代金を支払って中国への帰還を果たしたが「監禁され日常的に暴行を受けた。監獄より残酷な場所だった」と振り返った。
日産自動車は、内田誠社長(58)ら幹部の退任で経営陣を大幅に刷新し、再建を急ぐ。ホンダとの統合協議再開を含め、新たな提携戦略が焦点となる。ただ後任のイバン・エスピノーサ氏(46)は今後の方向性を示さず、業績悪化の責任の一端を担う社外取締役の全員留任に有識者から懸念の声が上がる。経営改革が進むかどうかは見通せない。
映画「早乙女カナコの場合は」(矢崎仁司監督)の公開記念舞台あいさつが15日、都内で行われ、主演を務めた橋本愛(29)、中川大志(26)、山田杏奈(24)、臼田あさ美(40)らが出席した。
阪神の3年目左腕、門別啓人投手が、カブス相手に快投を見せた。プロ通算7試合登板で0勝の左腕が、5回まで打者15人を完全投球とメジャーリーガーを圧倒した。
伊賀地域を中心に活動する「劇団トリニティ」は29、30の両日、特別公演「『if』-もしも時間が戻ったら-」を、伊賀市阿保の青山ホールで開く。トリニティが小中学生やシニアを演技指導する「演劇ワークショップ」の参加者も出演する。代表のたぐちちえこさんは「 ...
松阪市魚町のサイトウミュージアムで、開館3周年を記念した企画展「サイトウミュージアムピース!!」が開かれている。7月20日まで。学芸員の田中善明さん(60)は「ここにしかない1点ものの作品が多く、好みなど自分の基準で楽しんで、美術の旅に出てもらえたら ...
コンテストには県内外から約60作品の応募があり、書類審査などを通過した7作品が8日のショーに臨んだ。元のドレスを裁断してパンツスタイルにしたり、染め直したりした作品を福井伝統工芸アイドルグループ「さくらいと」の神楽ひより ...
撮影されたのはパリと東京。五輪直前と直後のパリを味わったという桜田は「エッフェル塔には五輪のマークがついていたり、街全体がお祭りムードで活気があった。そのタイミングでいけたのはうれしかった。9月に行ったら、空港でアイテムがセールで売られていて…」と物 ...
幼少期に両手を事故で失った書道家、小畑延子さん(82)=東京都江戸川区=の作品展が17日まで、豊田市喜多町の豊田画廊で開かれている。作品集「撓(しなう)-SHINAU-」の出版を記念し、夫で油絵画家宇野マサシさんの郷里での開催。表題作をはじめ、心が折 ...
本巣市曽井中島の正光寺の青木弘邦住職(73)が、寺を約400年前に建立した先祖、青木了善を主人公とした小説「越中富山の了善さん」を自費出版した。史実に残らない「人柄」を想像して地域の結束を描いた物語。青木さんは「読んだ人が、自分の先祖にも思いを巡らせ ...